本:流浪の教会
2012年 09月 07日
今、↑の「流浪の教会」という本を読んでいます。
著者は佐藤彰先生という福島第一聖書バプテスト教会の牧師先生。
その教会名からも分かるように、
この教会は福島原発から一番近い所にあった教会です。
でも原発の名前を取って建てられた教会ではなく、
教会のほうが原発より先に建てられたそうですが・・・。
この本には地震があった3/11以降、
佐藤先生がネットに配信した安否の状況や
その時の気持ち、復興への思い、
そしてそれを信仰者としてどうとらえていったのかが
赤裸々につづられています。
そして後半部分は礼拝説教が載せられています。
読むごとに涙が出て来る本です。
この本には神様の奇跡がたくさんつづられています。
一番驚いたのは、この教会の人が一人も神様をのろうような事を口に
しなかったという事。
170人ほどの教会員がいるようですが、
どの人も「神様はひどい」「こんなに長い間信じて来たのに」
「なんでこんな災いを下されるのか」という言葉は言わなかったそうです。
それどころか、「神様はすばらしい」「もっと神様を信じよう」
そんな告白が口から出ているという・・・
その他にも素敵な言葉がたくさんありました☆
これはすべて奇跡の証しだと思います。
私の「バイブルネタ帳」に記された言葉をここにシェアしたいと思います。
☆いのちが守られた道筋に、神の手が見える・・・(p25)
☆神様は東北を愛しているからさらに新しく造り変えようとしているとしか思えない。
・・・神様が新しい事をする前に起こる苦しみ。そして熱い祈り。(p31)
☆あの日あの時、クワイ河収容所を体験した人たちが、神に選ばれて
そこに置かれたとするならば、(震災にあった)私たちもまた、そうなのでしょう。(p35)
☆今まで頼りにしていた物がなくなって、主のなさることにより敏感に反応する心になった。
余計な物がはぎとられると、今まで見えなかった世界が見えて来るようで、
これも震災で受けた恵みかもしれません。(p41)
☆建物が閉鎖し、信徒が散らされ、組織も規約も年間プログラムも
役員会もなくなる中で、それでも教会は生き延びました。
キリストの教会は、押されても、散らされても、決して消滅することがないことを
知らされたのです。(p57)
☆「本当に必要な物は、そんなに沢山はないと気付きました。」と言われる方が
たくさんいました。(p82)
今知ったことですが、「続・流浪の教会」も出版されたようです。
こちらもいつか手に入れて読みたいな~。
今日の聖書のみことば
「人の歩みは主によって確かにされる。主はその人の道を喜ばれる。
その人は倒れてもまっさかさまに倒されはしない。主がその手をささえておられるからだ。」
詩篇37:23-24
If the LORD delights in a man's way, he makes his steps firm;
though he stumble, he will not fall, for the LORD upholds him with his hand.
Psalms37:23-24
stumble:つまづく、よろめる
uphold:支える、支持する
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
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by jcfa
| 2012-09-07 19:35
| Book(本)
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